広報部前田blog　『本が面白い』｜外壁塗装・屋根塗装　無利息ローンアースペイント株式会社

トップ >広報部前田blog　『本が面白い』

広報部前田blog　『本が面白い』

2019年9月26日

公開している施工写真はお客様のご了解のもと公開しております。
また、お客様、近隣宅のプライバシー保護のため、建物全体像の写真掲載は控えさせていただきます。

アースペイントのホームページをご覧の皆様、こんにちは。
広報部の前田です。

月曜日、火曜日と二連休を頂きました。
ちょっと風邪っぽいので家でゆっくり。というかダラダラしてました。

TSUTAYAさんかＢＯＯＫＯＦＦさんにでも行こうかと思いながらも、、、面倒くさい・・・。
結局、自宅の本棚にすら並べずに段ボールの奥に眠っている本を漁ること３０分。懐かしい本を見つけました。

９０年代後半。『リング』『千里眼』『パラサイトイヴ』（間違ってたらすみません）等の和製ホラーなんか流行っていた時代。
段ボールから手にした本は

『宣戦布告』

という本でした。約２０年ぶり。２０年ぶりに読み返しました。
この本にはホラー系とは違う、現実にある恐怖が書かれていました。

今でも、世代は変われど頻繁に飛翔体が日本海に落ちてますよね。。。
９０年代には実際に飛翔体？人工衛星？ミ●●ル？が日本列島を飛び越えて太平洋に落ちたというニュースがありました。
なにか得体の知れない恐怖を感じた記憶があります。
また、お隣の南側のお国の浜辺に北側のお国の潜水艦が座礁して、中の乗組員（兵士）が上陸して一時戦闘状態のニュースも。

『宣戦布告』では、この事件を日本に置き換えた場合どうなるのか。という小説です。
自衛隊法の不備が目立ち、例えば戦車を出動させる場合はしっかりとウィンカーをつけなきゃいけないとか。
専守防衛とは？交戦規則とは？
立派な設備と自衛隊員を揃えながらも、冷戦以降の国防の在り方に法が全く追い付いていないという現実に恐怖を覚えました。

麻生幾先生は元々は記者だったらしく取材力が凄いです。
今読み返してみても、その恐怖とともに責任から目を背ける政府、縄張り争いをする警察官僚の滑稽さ。
楽しく、読み返せました。

最近は、資格取得や仕事に関する本なんか読んでいて小説から離れていました。

ちょっとまた色々な本を読んでみようかと思う今日この頃です。